かつて石川県には全国初の小中学生を対象にした携帯電話の所持規制条例がありました。2009年に制定されましたが、GIGAスクール構想などICT教育の推進などから
2022年に所持規制そのものは廃止、適切な利用を学び賢く活用する方針に転換されました。
こうした中、野々市市の中学校で、デジタル機器の使い方のルールを子どもたち自らに考えようと言う特別授業が行われました。

特別授業が行われたのは、野々市市の布水中学校。二年生309人が参加しました。
県内でもいち早く小中学生に携帯電話を持たせない運動を推進してきた野々市市。

GIGAスクール構想などで子どもたちを取り巻く環境が大きく変わってきたことから
、今回適切な利用に向けたルール作りを進めます。

NPO法人 子どもとメディア信州 松島恒志 代表理事:
「人に嫌なことをすると嫌なことが返ってきます。ネット社会ではそれがとても強く、その傾向が今出ています。やられたらやり返す。下手すると2倍3倍で返されるんですよね。」

最初に、スマホを使うことでどのような危険があるか、子どもたちは説明を受けました。またメールやSNSなど、文字情報だけでは、誤解を招く場合があり、それがいじめなどにつながる事などを学びました。

参加した中学生は:
「個人情報が漏れて、それがいじめにつながったりするとことか、ちょっと怖いなと思いました」
「詐欺とかそういうのに遭わないようにSNSの使い方をしっかりと考えて扱っていきたいと思いました」

この後、教室に戻った生徒たちは、SNSやデジタル通信機器を使う際の注意点やルールを話し合いました。

NPO法人 子どもとメディア信州 松島恒志 代表理事:
「機械的な制限も親子で話し合ってくれと私は言うんですけども、話し合って、僕は私はこのラインで決めたいということを親子で話し合ってその上で制限をかける。そこをやはり家庭教育・学校教育で進めて欲しいという願いはあります」

この特別授業はきょうから3日間、野々市市内の全ての公立小中学校で行われ、
生徒たちが考えたルールは11月ごろに取りまとめられ、発表される予定です。

石川テレビ
石川テレビ

石川の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。