鹿児島県西之表市の八板市長が12日防衛省を訪れ、アメリカ軍の訓練移転などで自衛隊基地の工事が進む馬毛島の現地視察や、市と防衛省の協議する場を設けるよう要望しました。
西之表市の馬毛島では、アメリカ軍の訓練移転や自衛隊施設の整備のために2023年1月から基地工事が進んでいます。
工事関係者は6000人とピークに達していて、当初おおむね4年とされていた工期は3年遅れていて、市民生活への影響が長引くことが懸念されます。
そんな中、12日、西之表市の八板市長は東京の防衛省を訪れ、非公開で担当者に12項目に及ぶ要望書を手渡しました。
要望書の手渡しは2025年5月以来、着工後3回目です。
要望書では2024年6月から開かれていない西之表市と防衛省との協議の場の開催や、現地視察の実施が初めて盛り込まれています。
西之表市・八板市長
「工事の進ちょく状況や文化財の状況など市としても確認したいので、できるだけ早く機会を作ってもらいたいと申し上げて、今後検討するとの回答」
馬毛島全体の工事完了は2030年3月末の予定ですが、離着陸訓練に必要な飛行場施設については2028年の完成を目指しています。