熱中症は、重症化すると後遺症が残ることや、命にかかわることもある。熱中症を予防するためには、休養と回復が大切だという。運動生理学を研究し暑さ対策に取り組む広島大学の長谷川博さんに、夏場の疲れを癒やす「リカバリー」の方法を聞いた。
夏場に疲れが溜まりやすくなる仕組み
熱中症リスクを下げ、健康的に活動するためには、リカバリー(休養・回復)が重要です。
運動や暑さといった刺激が入ると、体はダメージを受けます。その後、十分な食事や睡眠を取ることで体が回復し、元の状態に戻っていく。これを繰り返して体の機能が高まっていくことを、「トレーニング効果」といいます。
しかし、ダメージが回復していない状態で再び刺激を入れてしまうと疲れが取れず、調子が悪い状態がずっと続いてしまうのです。夏場は刺激が入ると体温が上がり、体が火照った状態になってしまうため、熱中症につながる可能性が高まります。
体が火照っていると食欲が落ち、栄養を摂取しにくくなるため、まずは火照りを解消することが大切です。
体を「内側」から冷やす必須アイテム
体に溜まった熱は、次のアイテムを活用して、内側から放散しましょう。
