山鹿市鹿本町の同じ地域で生まれ育った3人を称える顕彰碑が建てられました。除幕式には3人のうちの一人、前・県知事の蒲島郁夫さんも出席しました。

5月9日、山鹿市鹿本町・庄地区で行われた顕彰碑の除幕式。

熊本県の木村知事やくまモンもお祝いに駆けつけました。

この『三賢人顕彰の碑』では、この地域で生まれ育ち、偉業を成し遂げた3人の功績が称えられています。

1人目はカイコを育てて生糸を作る、熊本県の”近代蚕糸業の祖”と呼ばれる長野濬平(ながの・しゅんぺい)さん。明治時代、県内の産業発展に貢献しました。

【濬平さんの玄孫・長野和男さん】
「今と比べると相当苦労したと思う。そういったのを参考にして我々も今の仕事を頑張りたい」

2人目は1970年・昭和45年から熊本市長を4期16年務めた星子敏雄(ほしこ・としお)さん。

現在の熊本市庁舎も星子市長の時代に完成し、その政治姿勢は『清廉潔白』と評されています。

【敏雄さんの長男星子昭宇さん】
「(父は)厳しかった。特に身内に対しては非常に厳しかった。地域の皆さんのおかげで顕彰碑が出来て感謝している」

そして、3人目が2008年・平成20年から熊本県知事を4期16年務めた蒲島郁夫(かばしま・いくお)さんです。

【前熊本県知事・蒲島郁夫さん】
「村一番貧乏でも、鹿本高校でビリでも、そのあと頑張れば、80歳になる前に『賢人』と呼ばれる。そんな可能性もあることをみんなに知ってほしい。それがこの碑の大きな役割」

この顕彰碑が置かれた場所は元は蒲島さんの生家があった場所。

長野濬平さんも同じ場所で生まれ、星子敏雄さんの生家も直線距離で100メートルほどです。

この場所は、広場として地域の人のより所や子どもたちの遊び場として活用される予定です。

三賢人の一人、蒲島さんも若い世代にエールを送ります。

【前熊本県知事・蒲島郁夫さん】
「人生で不遇なときでもこの碑のことを思い出して、〈蒲島知事だって村一番貧乏で、鹿本高校でビリでも、あるきっかけを元に生まれ変わることができる〉そう考えられることがこの碑が出来た意味がある」

エールを送られた次の世代、式典に参加した子どもに将来の夢を聞いてみました。

【式典に参加した子ども】
(将来の夢は)「人を助けること。救急車に乗って助ける」

テレビ熊本
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