「富山湾の宝石」と呼ばれるシロエビ漁が解禁されて約1カ月。
能登半島地震のあと不漁が続いていましたが、この1カ月の水揚げは地震前の水準に戻りつつあります。
回復の兆しを見せるシロエビ漁に同行しました。
*リポート
「今ゆっくりと網が引き上げられ、シロエビが姿を現しました」
富山県射水市の新湊漁港から約2キロ沖合にあるシロエビの漁場です。
淡いピンク色に輝くシロエビが次々と水揚げされました。
11日の朝、新湊漁港で水揚げされたシロエビは約400キロ。
先月の平均を下回ったものの、最近は安定した水揚げが続いているといいます。
*栄勢丸船長 縄井恒さん
「今日は沖にいるシロエビの群れが移動してうまく捕まえられなかった。そんな日もある。今年は昨年、一昨年と比べると安定してとれてはいる」
毎年4月1日に解禁されるシロエビ漁。
おととしの能登半島地震の後、不漁が続き、新湊漁港の4月の水揚げ量は、おととしはわずか3トン、去年は17トンでした。
しかし、今年は26トンと、去年の約1.5倍に増え、県全体でみると、地震前の平均の83%まで回復しています。
安定した水揚げが続いていることから、シロエビ漁を間近で見学できる観光船の運航が3年ぶりに再開しました。
*栄勢丸船長 縄井恒さん
「漁があれば観光船も動かせるので続いてほしい」