先行き不透明な中東情勢の悪化の影響です。
燃料の供給不安で、4月から営業を休止していた米子市のガソリンスタンドが仕入れのめどが立ったとして、5月10日に1か月ぶりに営業を再開しました。
ただ、今も安定供給の見通しは立たず、業者は先行きを不安視しています。
福村翔平記者:
大きく営業中と表示されています。1か月ぶりにお客さんを迎え入れています。
米子市のガソリンスタンド。
イシバシホールディングス・石橋浩一社長:
すべての油種に関して安定的に仕入れることができることになったので再開という流れです。
ガソリンや軽油などすべての燃料の調達が見通せず、4月11日から営業を休止、10日に再開しました。
営業休止を決めた時点での卸売業者からの見積書には供給できないことを表す「出荷規制」の文字が並んでいましたが、4月に入ると安定的に平常時の価格で入荷できるようになったといいます。
イシバシホールディングス・石橋浩一社長:
政府の備蓄石油の放出がスムーズに行き始めたっていうことですね。
(放出直後は)末端にはなかなかこなかったが、日を追うごとにスムーズに供給できるようになった。
こちらのスタンドは、石油元売り系列ではない、いわゆる独立系。
中東情勢の悪化による燃料供給が不安定な状況では、元売り系列が優先となり独立系への供給は後回しになっていましたが、3月末から順次放出されている政府の備蓄石油がようやく回ってくるようになったといいます。
ただ、この状況も長くは続かないだろうとこの業者はみています。
イシバシホールディングス・石橋浩一社長:
戦争が終わってないので備蓄があとどのくらいとかっていう逆算をしていけば、8月いっぱいまでは、とりあえず安定して供給してもらえそう。なるべく、5月中には停戦になってほしい。
備蓄放出だけで需要を賄うことが難しくなれば、再び供給不安に陥ることも考えられ、しばらくは先の見えない不安を抱えたままの営業が続きそうです。