木原官房長官は11日午前の会見で、未確認飛行物体=いわゆるUFOを含む「空中における識別不能の物体」について、「米国等と緊密に連携しながら、重大な関心を持って平素より情報収集・分析を行っている」と述べた。
米国防総省は8日、宇宙人やUFOに関する目撃証言や捜査記録の機密文書を公開した。
公開した資料には、日本周辺で撮影された映像も含まれていて、木原長官は「私も公表された映像は確認した」と明かしたうえで、「まだ初見なので、よく分析していきたい」と、評価は避けた。
木原長官は「空中における識別不能の物体も含めた我が国の安全に関する事象」について、「政府としては、引き続きこのような事象について情報収集・分析を行っていく考えだ」と強調し、日本に飛来したUFOの情報を政府が把握していることを、否定も肯定もしなかった。
一方で、防衛省などに米国と同様の資料公開を指示する考えはあるか問われた木原長官は、「公表に関しては、情報収集能力などが明らかにならないかといった点を含めて、様々な観点を総合的に勘案した上で個別具体的に判断していく」と述べ、政府が把握しているUFO情報の存在を“におわせた”。