佐賀・鳥栖市の村田八幡神社で、境内に不気味な円形模様が次々と出現した。正確に渦巻き状の模様が描かれており、まるでミステリーサークル。神社は参拝者が気味悪がっていることを受け、張り紙で注意を促したところ、その後は現れなくなったという。
神社中に描かれた“ミステリーサークル”
無病息災を祈る神事が行われる、佐賀・鳥栖市の村田八幡神社の境内には、こう書かれた張り紙があった。

「境内にミステリーサークルのようなものを描かれている方へ 参拝に来られている方が気味悪がっておられます。 描くのを止めてください。 ※描かれている方々の意図によっては礼拝所不敬罪に問われる可能性もあります。 村田八幡神社宮総代」
実際に、ミステリーサークルの“ようなもの”を見たという参拝客は、「丸い円が二重にあって、真ん中に切るように線が入っていた」と話す。

噂の“ミステリーサークル”を確認すると、中心から渦を巻くように広がる筋があることが分かる。このような印は、境内のあちらこちらに現れたという。
一体、誰の仕業なのか。
村田八幡神社の毛利重利宮総代は、「子供たちが遊びにきているので、いたずら・遊びかと思ったが、数が増えすぎて…。しかも、ものすごく正確だった。円がまん丸で」と語る。

よく見ると、筋の間はほぼ同じ間隔で、正確に渦が描かれていた。もしやこれが“宇宙人のテクノロジー”なのかと、想像をかき立てる完璧な絵図だ。
注意喚起で“ミステリーサークル”消滅
一方、村田八幡神社では気味が悪いという参拝客の声を受け、「止めてほしい」とお願いする注意書きを貼った。

注意書きで礼拝所不敬罪に問われる可能性を指摘すると、「注意書きを出してから、一応収まっている」と、それ以降ミステリーサークルは現れなくなったと話している。
(「イット!」 3月13日放送より)
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