お母さんに何を贈るかで悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

母の日に向けて、阪急うめだ本店では親子で一緒に楽しめるような多彩なアイテムが並ぶ特設コーナーが設けられ、賑わいを見せています。

一方で、母の日の定番といえば「赤いカーネーション」ですが、今年は燃料高騰などの影響で仕入れ価格が値上がりするという「異変」も起きています。

今年の母の日のトレンドや街の人たちの声、そして生花店の工夫について取材しました。

■阪急うめだ本店の特設コーナーでは

阪急うめだ本店の入り口近くには、母の日に合わせた特設コーナーが設けられています。会場には、可愛いブーケやお菓子など、さまざまな商品がずらりと並んでいます。

また、アクセサリーやカバンはこのイベントだけの限定ブランドとなっており、親子で一緒に出かけたくなるようなアイテムを取り揃えているということです。

秦令欧奈アナウンサーも「コンパクトでおでかけにぴったりなサイズですね!」と声を弾ませます。

会場には、友達と一緒にプレゼントを選ぶ人や、親子で連れ立って買い物に来る人の姿が見られました。

【母と一緒に訪れた娘】「できたら母のほしいものがいいかなと思って一緒に来ました。いつも一緒にいることが多いので、改めてありがとうって言いたいなって思います」

母も「うれしいです!」と喜びの表情を浮かべていました。

■「母の日」プレゼントの需要は

阪急うめだ本店では、年々「母の日」のプレゼントの需要が高まっているそうです。

担当者に、今年のラインナップで意識していることについて伺うと、次のように答えてくれました。

【阪急うめだ本店 山崎香織さん】「色んなお母さまがいるので、自分のお母さんに合った商品を自分で組み合わせを色々楽しんで頂けるような商品の展開をさせていただいております。

お母様の趣味に合わせて、ヘアアクセサリーだったりポーチであったり、でもちょっとお花がほしいなってときには、お花のクッキーであったりとか」

■「うちは一切何もないです…育て方間違えました」

今年の母の日、街のみなさんはお母さんに何を贈るのでしょうか。実際に話を聞いてみました。

定番の「お花では」と答える人がいる一方、ある専門学校生からは実用的なプレゼントの案が。

【専門学校生】「毎年あげてるんですけど、僕はシャンプーあげようかなって。髪の毛痛んでるんで、お母さんが」

【子供4人の母】「ゴールデンウィーク中に私はすでにもらってて、前倒しでもらってて日傘。ちょうどこれ(子供が)4人いるので、みんなで出し合って買ってくれた」

一方で、「うちは一切何もないです…育て方間違えました」と冗談交じりに笑う人もいました。

■セリで決まる花の値段 経費増大を価格転嫁しにくい

母の日の定番と言えばやはりカーネーションですが、今年はそのカーネーションに異変が起きているようです。

神戸市にあるカーネーション農家。実は兵庫県は、カーネーションの生産量が西日本で一番多く、ひらのフローリストは約1万5000本のカーネーションを育て主に北海道の市場に出荷しています

【ひらのフローリスト・神尾明美さん】「土日の注文が多いので、それに対応するのに四苦八苦している」

花言葉が色によって違うカーネーション。赤は「母への愛」、ピンクは「感謝」。

母の日に欠かせないカーネーションですが、ことしは、中東情勢の悪化で燃料が高騰し、経費がかさんでいるといいます。

運送にかかる航空運賃にかかる燃油サーチャージで3割増。

ハウスの温度を調整する設備は重油で動いていて生産への影響も避けられません。

しかし、市場で取引される花の値段はセリで決まるため、経費を価格でカバーするのは難しいといいます。

■定番のカーネーションに異変?神戸市内の生花店では

街の生花店にはどのような影響が出ているのでしょうか。

神戸市内の「フルラージュ」は母の日が近づくにつれてお店は大忙しです。

一番人気は、やはりカーネーションだそうですが、今年は燃料の高騰で材料費なども合わせると、仕入れ価格が例年より2割ほど値上がりしているそうです。

【フルラージュ・河村みさき統括店長】「何年たっても、一番売れるのは赤いカーネーション。お花だけじゃなくて、お花を入れる器、その輸送するガソリン、その辺がすべて高騰してしまって全部に影響しているっていうのはありますね」

■販売価格を変えない工夫

それでもこのお店では、少しでもお客さんが手に取りやすいようにと、販売価格を変えずに花束のボリュームを例年よりも抑えて販売するという工夫をしています。

【フルラージュ・河村みさき統括店長】「お花以外にも目立つものを使ってかわいらしさを演出してっていう工夫はさせてもらってるんですけど、ぜひ皆さんにね、お花を買っていただいて、ありがとうを伝えていただきたい」

■「もうちょいで引退」感謝の気持ちを伝える高校生

そんなフルラージュの店内で、熱心に花を選んでいた高校生がいました。

「なんて言ってお母さんに渡す?」と尋ねると、「『いつもありがとう』って。部活も応援してもらってるんで」とはにかみながら答えてくれました。

【高校生】「サッカー部です。もうちょいで引退なんで、ちゃんと感謝の気持ちを伝えていきたいですね」

一年に一度の母の日。みなさんは、どのように感謝の気持ちを伝えて過ごされますか?

(関西テレビ「newsランナー」2026年5月8日放送)

関西テレビ
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