島根スサノオマジックをコートの内外で支え続けたオフィシャルチアパフォーマンスグループ「アクア☆マジック」。
コート上の熱戦の舞台裏の、もう一つの戦いに注目しました。
島根スサノオマジックのオフィシャルチアパフォーマンスグループ「アクア☆マジック」。
メンバーは8人、ダンスだけでなく、「歌も歌える」Bリーグ唯一のパフォーマンスでアリーナを盛り上げます。
ブースター:
「歌ってチアして、そういうところないと思うんで、島根、山陰の誇りです」
「アクア☆マジック大好き!」
そのセンターで輝きを放つのが、キャプテンのNAGOMIさん。
アクア☆マジック キャプテン・NAGOMIさん:
「島根スサノオマジックが日本一を目指しているように、アクア☆マジックも日本一のチアを目指して、精いっぱいやっていきたい」
5月2日、3日のシーズン最終節を翌日に控えたこの日の夜、出雲市・カミアリーナでは、アクア☆マジックのメンバーが汗を流していました。
メンバーに指示を出すのは、2024-25シーズンまで4季在籍した前キャプテン、MINAMIさん。
今シーズンは、ディレクターとしてチームを支えています。
アクア☆マジック ディレクター・MINAMIさん:
「島根スサノオマジックはこの数年で山陰を代表するエンターテインメント、タイトル(名前)になったと思うんですけど、アクア☆マジックも付随して(山陰を)代表するグループになって有名になること、あとは、山陰に住むこれからの子たちの目標になるといいなと思っています」
そんな先輩の熱い思いを受け継いで、NAGOMIさんは、在籍3季目の2025-26シーズン、キャプテンになりました。
アクア☆マジック キャプテン・NAGOMIさん:
「(キャプテンを)任せられて、すごくうれしかった気持ちもあるし、逆にすごく不安な気持ちもあった。幼少期から(15年間)バレエを習っていて、踊ることが前から大好きだったので、あと小さい時に島根スサノオマジックのホーム戦を観に行ったことがあって、それもきっかけでアクアマジックに応募しました」
前日練習は本番を想定して午後10時まで、約2時間半ノンストップです。
アクア☆マジック キャプテン・NAGOMIさん:
「ルーキーの時は息がはぁはぁで…疲れるんですけど、余裕が出てきました」
練習でも笑顔を絶やさないNAGOMIさんに同期のメンバーも…
アクア☆マジック・HINAさん:
「本当に笑顔ですごいなって。つらそうな顔、あんまり見せないかも」
この日の練習は午後10時に終わりました。
そして翌日3日、試合の当日です。
アクア☆マジック キャプテン・NAGOMIさん:
「おはようございます!あいにくの雨なんですけど、テンションマックスで、最後まで楽しんでいきます!」
会場に入り、演出チームと打ち合わせをしたあとはメンバーのミーティングです。
アクア☆マジック キャプテン・NAGOMIさん:
「(このメンバーで)踊れるのもきょうが最後なので、(ここまでのホーム戦)29試合、みんなで積み重ねてきたものを発揮できたらいいなと思うし、気合いを入れて、楽しく踊れるようにがんばりたい」
出番まで10分、控室からコートに向かいます。
NAGOMIさんにとって、この通路は気持ちを切り替える特別な場所です。
アクア☆マジック キャプテン・NAGOMIさん:
「ここめっちゃ緊張するんです。いよいよ来るなって、スイッチ入ります」
会場に入ると、プロのチアパフォーマーに!
ファンへのサービスを欠かしません。
待機スペースでは…
アクア☆マジック キャプテン・NAGOMIさん:
「(出番直前まで)フリの確認とかしてます」
アクア☆マジック・NAGISAさん:
「(NAGOMIさんが)まじめで完璧なんですよ。彼女が完璧だから、暴走しちゃう(私を)支えてくれる存在です」
コートに飛び出す直前まで、笑顔とコミュニケーションをしっかりとって、いよいよ…
アクア☆マジック キャプテン・NAGOMIさん:
「(ブースターに)いつも熱い気持ちをもって応援してくださりありがとうございますっていう気持ちと、もっと一緒に盛り上がりましょうっていう気持ちでパフォーマンスしているので、すごく楽しいです」
ティップオフを前に会場のボルテージは一段階アップ、試合が始まると…
“全力青援”です!
声を張り上げ、メガホンをたたいて…ファンと一緒に喜び、ともに戦います!
アリーナの最前線でチームを支えるNAGOMIさんにとって、今シーズンの長い連敗はつらい日々でした。
アクア☆マジック キャプテン・NAGOMIさん:
「負けが続くと、つらい、悲しいっていう重たい雰囲気に会場もなるんですけど、そういう時に一番声を張って応援するのがアクア☆マジックの役目だと思っているので。一番あきらめてはいけない存在だと思っているので、『まだいけますよ』っていう気持ちでいつも応援しています」
シーズン最終戦もスサノオマジックは苦しい展開。
アクアマジックは“ゲームチェンジャー”として、アリーナの雰囲気を変えようと懸命のパフォーマンスです。
最終戦、白星は届きませんでしたが、アクア☆マジックのパフォーマンスにアリーナが沸きました。
1人1人ブースターの目を見て「お見送り」。
シーズンが終わったことを噛みしめました。
そして…控室に戻ると、今のメンバーでの最後のミーティング、想いがあふれました。
アクア☆マジック・CHIKAHOさん:
「どんなにつらくても、コートに立っているときは楽しくて、このメンバーで(シーズンを)駆け抜けられてよかったなと心から思いました」
アクア☆マジック キャプテン・NAGOMIさん:
「1年間お疲れさまでした。キャプテンになって責任がついて、今までと比べて、『今年はちょっとなぁ』とか思われていないかなとか、暗く考えちゃうときもあったんですけど、このメンバーでパフォーマンスできてよかったと思っています」
一番近くでチームを支え、ファンとの懸け橋になってきたアクア☆マジックのキャプテンとして重圧を背負ってきたNAGOMIさんのシーズンも幕を下ろしました。