梅雨や台風の時期を前に鹿児島市で8日、災害対策本部を設置する訓練が行われました。

5月末から運用が始まる新たな防災気象情報に対応した初めての訓練として、一連の手順などを確認しました。

「線状降水帯半日前予測が発表されました。情報収集体制をとってください」

この訓練は、災害時の態勢を迅速に整え、関係機関や市民へ情報提供ができるよう鹿児島市が毎年行っているものです。

訓練は線状降水帯が発生し、市内各地で大雨による災害が起きたという想定で行われました。

鹿児島市・下鶴市長
「人命救助が最優先事項です。引き続き全力で対応してください」

今回の訓練で取り入れられたのが、5月29日から運用される新たな防災気象情報です。

警報・注意報などに「レベル」をつけて発表されるようになったり、レベル5の特別警報とレベル3の警報の間に、レベル4の危険警報が新設されるなど大きく変わることから、職員らは情報共有や確認を徹底していました。

鹿児島市・下鶴市長
「あらゆる事態を想定した訓練を積み重ねることで、いざ災害が発生した際の被害の軽減や被災者への迅速な対応などを的確に行っていきたい」

訓練のあと、下鶴市長は鹿児島市の和田川や指定福祉避難所などを訪れ、防災点検を行いました。

和田川は2025年8月の台風12号で氾濫し、浸水被害が発生しました。

現在この周辺では橋の撤去や建て替えが進んでいて、担当者の説明を受けながら工事の進捗状況などを直接確認していました。

これから迎える梅雨や台風シーズン。

わたしたち一人一人も災害への備えをすることが大切です。

鹿児島テレビ
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