中道改革連合の小川代表は8日の記者会見で、皇族数の確保策について、「様々な批判や懸念には謙虚に耳を傾けつつ、一定の結論を見いだしたい」との考えを示した。
皇族数の確保策を巡り意見集約を目指す中道は7日、「安定的な皇位継承に関する検討本部」の会合を開き、男系男子を養子に迎える案について、「旧11宮家の子孫を対象に認める」方向で、大筋一致した。
また、女性皇族が結婚後も身分を保持する案に賛成する立場を確認したが、夫と子の身分については、党内の意見が割れていることを踏まえ、「立法府の総意に基づいて適切に対応する」として、結論を先送る方向となった。
これに関して、小川氏は会見の中で、「様々な方々から懸念の声が上がっていることは謙虚に受け止めたい。それぞれにそれぞれなりの一理ある主張だ」と述べつつ、「国会の全体状況、皇室をめぐる喫緊の課題に具体的な対策が求められているという状況、あらゆることを総合判断していかなければならない局面にある」と指摘した。
その上で、「様々な批判や懸念には謙虚に耳を傾けつつ、一定の結論、着地を図っていくという方針に変わりはない」との考えを示した。
一方、男系男子を養子に迎える案をめぐっては、立憲民主党元代表の枝野幸男元衆院議員が自身のSNSに、「万が一にも、天皇制を破壊しかねない旧皇族養子案を認めるなら、お付き合いはしきれない」などと投稿した。
小川氏は「大先輩であるだけになおさら謙虚にその声に耳を傾けたい」とした上で、「一定の結論を見いだしたいという全体方針に影響はない」と強調した。