ハンタウイルスの集団感染が疑われているクルーズ船は現在、スペイン領カナリア諸島に向かっています。
受け入れ先のテネリフェ島から、陶山祥平記者が中継でお伝えします。
スペイン保健省は6日、クルーズ船がカナリア諸島に到着した後、乗客乗員らに適切な検査や処置を実施し、それぞれの国に帰国させる方針を示しました。
一方、地元の知事は、船の運航会社からカナリア諸島テネリフェ島への入港要請があったと明らかにしましたが、情報共有が不十分だとして、受け入れに反対しています。
島民からは「大ごとにはならないと言われているけど、地元は怖さを感じている」「迅速に対応すれば影響は大きくないと思う」といった声が聞かれました。
まれにではありますが、人から人へと感染するハンタウイルスの一種、アンデス株の感染例が確認されたことを受けてヨーロッパの保健当局は6日、最新の分析を発表しました。
現在の仮説では、感染経路について、一部の乗客が乗船前にアルゼンチンでウイルスにさらされたあと、船内でほかの乗客乗員に広がった可能性があると考えられると指摘しています。
WHO(世界保健機関)は、感染確認が3人、疑い例が5人のあわせて8人となり、このうち3人が死亡したと発表しています。