自宅療養中の患者の容体急変などにいち早く対応しようと、鹿児島県姶良市の医療機関が医師や看護師を派遣する県内唯一の緊急往診用の車両を導入しました。
ホスピスカーと呼ばれる緊急往診車両を導入したのは、姶良市の「ほほ笑み在宅医療クリニック」です。
出発式では、宇都宮隆法院長が「患者のもとに一刻も早くかけつけ地域医療を前進させることを誓います」とあいさつしました。
勘場拓斗記者
「新たに導入されたホスピスカーのトランクの中には、心電図のモニターやAEDなどが備えられています」
県公安委員会の指定を受けたこのホスピスカーは、赤色灯とサイレンが搭載され、院長が緊急の処置が必要と認めた患者のもとに医師や看護師を24時間体制で派遣します。
ほほ笑み在宅医療クリニック・宇都宮隆法院長
「いつも味方がいるということを患者さんに知ってもらい、安心してもらえれば良い」
クリニックによりますと、ホスピスカーとしては県内唯一の稼働で、約160人いる在宅医療患者へのきめ細かい医療の展開と、消防の救急出動など行政の負担軽減にもつなげたいとしています。