始まったばかりの大型連休、空気や飛沫で拡大する感染症が各地で発生。
海外から持ち込まれたはしか。
今、日本国内でも感染者が増えています。
39度以上の高熱と全身に現れる発疹、最悪、死に至るケースも。
なぜいまはしかが流行?予防法は?
高熱と全身に発疹が現れ1000人に1人は死に至る「はしか」。
札幌の小児科クリニックの多米淳院長は、国内での増加を警戒しています。
「いま全世界的に『はしか』は流行っている。特に東南アジア、イギリスやカナダなどの欧米。すごくはしかが流行っている国から帰国した人は、はしかの感染があるのかもしれない前提で診察する」(円山ため小児科 多米淳院長)
世界的に増加しているはしかの感染者。
世界保健機関WHOが国内のはしか感染を一定期間抑え込んでいる、排除認定国としていたカナダは2025年、そしてイギリスは2026年、その認定を取り消されました。
コロナ禍が明け、海外との往来が増えたことが感染増加の一因と考えています。
感染を防ぐには?
「基本的にはワクチン。今は定期接種として1歳・小学校入学前、2回の接種を進めている。95%の接種率で地域として感染を抑えられるというデータがあるが、残念ながら現在は95%にいっていない」(札幌の小児科クリニック 多米院長)
国は、はしかの予防にワクチンの2回接種を推奨しています。
2000年4月2日以降に生まれた人の多くは2回接種をしていますが、それ以前に生まれた人は1回もしくは2回接種、1回のみの接種、もしくは未接種と世代によって接種回数に差があります。
ワクチンの2回目の接種率が95%で集団免疫が得られるとされていますが、コロナ禍以降、接種率は下がり続けています。
「ワクチンの接種率が低いことも感染が拡大している原因だと思う」(札幌の小児科クリニック 多米院長)