中東情勢の緊迫化で石油の安定供給が急がれる中、政府は5月1日から第2弾となる石油の国家備蓄の放出を始めました。今回は、秋田県男鹿市の国家石油備蓄基地からも放出されることになっていて、8日から作業が始まります。
中東情勢の悪化の影響により、国内での石油の安定供給が求められていることから、経済産業省は4月、第2弾となる国家備蓄の石油の放出を発表しました。
これを受け、全国10カ所の国家石油備蓄基地では、1日から順次放出作業が開始されました。
このうち、男鹿市にある秋田国家石油備蓄基地では8日から放出が行われる予定で、現在は事前の準備として出荷用タンクに石油を移す作業が進められています。
第2弾となる今回は、全体で国内消費量の20日分ほどに当たる580万キロリットルの石油を放出する方針で、このうち36万キロリットルが男鹿市の基地から放出されるということです。
秋田国家石油備蓄基地によりますと、緊急時に石油が放出されるのは今回が初めてだということです。
今回の国家備蓄の石油放出は、全国の各基地で6月上旬ごろまで行われる予定です。