春の山菜シーズンを迎えています。長野県小谷村の野山を歩いて山菜を探し、採れたてを味わうツアーに長野放送の土居アナウンサーが参加。クマ対策をしっかりして、山菜採りを体験しました。

■クマ対策は万全に

土居通徳アナウンサー:
「本格的なシーズンを迎える山菜採り。小谷村では、自分で山菜を収穫できるアドベンチャーがあるということで、挑戦してきます!」

集合場所は小谷村石坂地区のキャンプ場。

土居アナウンサー:
「こんにちは。きょうはよろしくお願いします」

おたり自然学校 校長・大日方冬樹さん:
「よろしくお願いします」

ガイドの大日方冬樹さん。

ツアーは村を拠点に自然体験活動を企画する団体「おたり自然学校」が、4月25日から行っています。

出発前に、まずはクマ対策のため服装や装備を確認。

おたり自然学校 校長・大日方冬樹さん:
「極力、肌の露出が少ない物が良いと思います。不幸な出合いをしないためにも、鈴を鳴らしたりすることで、人間がこれから行くよと知らせることができます」

遭遇することがないよう、鈴や笛などで存在を知らせることが重要で、いざという時のクマスプレーも携帯します。

■開始3分で発見!「アケビ」の新芽

おたり自然学校 校長・大日方冬樹さん:
「頑張っていきましょう」

初めての「山菜狩りアドベンチャー」、スタートです!

歩き始めてわずか3分。

おたり自然学校 校長・大日方冬樹さん:
「これ、なんだか分かりますか?」

土居アナウンサー:
「いや、分からないです」

おたり自然学校 校長・大日方冬樹さん:
「これ、アケビのつるなんですね」

秋に実をつける「アケビ」。

実は、新芽を食べることができます。

苦みがあり、ゆでて生卵と食べるのがおすすめだそうです。

土居アナウンサー:
「簡単に採れました。初収穫です」

続いて、足元に目を向けると―

香り豊かな「ヨモギ」です。

土居アナウンサー:
「採れました〜。ついつい、足元を見ちゃいますね」

■山菜の王様“タラの芽”を探して

続いては、山菜の王様・タラの芽を探します。

おたり自然学校 校長・大日方冬樹さん:
「じゃあ探してみてください、このあたり。タラの芽は日当たりのいい場所を好むので」

土居アナウンサー:
「ごめんなさい、全然わからない(笑)」

おたり自然学校 校長・大日方冬樹さん:
「じゃあ見てみましょう。これがとげとげしてるんですけど、タラの木。これがタラの芽ですね」

大日方さんに教えてもらい、タラの芽を収穫です。

土居アナウンサー:
「採れました、立派ですね」

■小雪と暖かさで、2週間以上早い

土居アナウンサー:
「今年の生育状況はどうですか」

おたり自然学校 校長・大日方冬樹さん:
「かなり早いですね。今年、結構雪が少なかったのと、2月ごろから気温が高かったので昨年と比べると、2週間以上(早い)」

2026年は積雪が少なく気温が高かったため、成長が早く、すでにさまざまな種類の山菜が採れます。山の中に進んでいくと―

おたり自然学校 校長・大日方冬樹さん:
「白っぽい、すべすべした樹皮のこの木の先に」

土居アナウンサー:
「葉っぱのような」

おたり自然学校 校長・大日方冬樹さん:
「これはコシアブラ」

山菜の女王といわれる「コシアブラ」も採ることができました。

■一番人気の山菜に、「花ワサビ」も

場所を変えて、沢の近くへ―

おたり自然学校 校長・大日方冬樹さん:
「この地域では一番人気のある山菜、コゴミといいます」

コゴミは短めに、濃い緑色の茎を採るのがおすすめです。

おたり自然学校 校長・大日方冬樹さん:
「見ていると、目につく白い花、ありますね。よく口にする機会があるものといえば何でしょうか?」

土居アナウンサー:
「何だ?」

おたり自然学校 校長・大日方冬樹さん:
「これを食べてみたらわかるかな」

食べてみると―

土居アナウンサー:
「あー辛い!ワサビ!」

葉や茎を生で食べられる「花ワサビ」は今が旬です。

■大収穫!ずらり11種類の山菜

野山を回って約2時間―

土居アナウンサー:
「すごい、もうたくさん採れましたよ」

全部で11種類の山菜を収穫することができました。

おたり自然学校 校長・大日方冬樹さん:
「頑張ったかいありましたね」

土居アナウンサー:
「楽しかったです、あっという間でした」

おたり自然学校 校長・大日方冬樹さん:
「まだ、楽しみは半分残っていますので」

■採れたてを天ぷら、しゃぶしゃぶで

採った山菜はすぐにキャンプ場で調理して食べられるのもツアーの醍醐味です。

まずはタラの芽やコシアブラなどを天ぷらにしていただきます。

タラの芽の味は―

土居アナウンサー:
「いただきます。とてもホクホクしたやわらかい食感で、かむたびに山菜の優しいうま味がじゅわ~っと広がります。自分で採った山菜だからこそ、よりおいしく感じます」

続いては、だし汁に山菜をくぐらせて、「しゃぶしゃぶ」でいただきます。

コゴミを「しゃぶしゃぶ」に。

土居アナウンサー:
「すごくシャキシャキしていて、ほろ苦さが口の中に広がりますね」

■五感で楽しむ春の恵み

旬の山菜を見つけて。採って。味わう。

春の訪れを五感で楽しむツアーになりました。

おたり自然学校 校長・大日方冬樹さん:
「山村でつながれた大切な食文化でもあるので、そんな暮らしが残ってるんだよと体感してもらえれば」

(2026年4月27日放送)

【山菜狩りアドベンチャー】(事前予約が必要)
期間:2026年4月25日~6月7日
時間:午前8時半~午後1時

平日:大人(中学生以上)7700円 子供6600円
土日祝:大人(中学生以上)8800円 子供7700円

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