安全装置は意図的に「無効化」、つまり解除されていました。
2025年12月、北海道・小樽市のスキー場で男の子が死亡した事故で第三者委員会が4月30日原因の調査結果を明らかにしました。
「安全装置が複数あるがそのうち一つが無効化されていた」(第三者委員会 川村明伸弁護士)
この事故は2015年12月、朝里川温泉スキー場で5歳の男の子がエスカレーターに腕を挟まれ死亡したものです。
原因を調査していた第三者委員会はエスカレーターの現場責任者が「安全装置のセンサーを無効化していた」と明らかにしました。
この責任者は他の安全装置である開閉式のふたなどについては無効化を否定していますが、第三者委員会はふたが開いたあともエスカレーターが停止していないため、この供述には疑問があると結論付けています。
「現場の責任者の独断によると推測している。安全装置がはたらいていれば事故は起きなかっただろう」(川村明伸弁護士)
センサーを無効化していた背景について第三者委員会は、大雪による誤作動でエスカレーターが頻繁に停止したことや、利用者からの「早く動かせ」という要求が圧力になっていたとみています。