国会で「その手は桑名の焼きはまぐり」と答弁した高市総理大臣のもとを、30日、三重県の桑名市長らがハマグリ持参で表敬訪問し、「漁師らが活気づいた」などと感謝を伝えた。
桑名市の伊藤徳宇市長は、桑名市などが選挙区の自民党・石原正敬衆院議員とともに総理官邸を訪れ、高市総理と面会した。
高市総理は、6日の参院予算委員会で、中東情勢を受けて補正予算を編成する考えがあるか野党から問われた際、「その手は桑名の焼きはまぐりだ」と答弁していて、石原氏は記者団に対し、「桑名の皆さんがお礼を言いたいということで、ハマグリを持って表敬訪問した」と説明した。
「その手は桑名の焼きはまぐり」は、「その手は食わない」の意味で、桑名の名物と掛けた江戸時代由来の駄じゃれ。
石原氏によると、高市総理は「答弁がハマグリの評価を下げるのではないか」と懸念していたが、伊藤市長から「漁師、仲買、販売している皆さんは大変喜び、活気づいた」と聞き、喜んだという。
また、高市総理は「政治家の発言によって地方が活性化することの意義を意識した」と述べ、伊藤市長は「名古屋に来た際は、桑名に寄ってください」とアピールした。
記者団の取材に伊藤市長は、高市総理の国会答弁について「中継を見ていて、非常に驚いた。『総理が桑名と言ったぞ』ということで、突然、たくさんの連絡が来た」と振り返った。
そして、「高市総理は発信力がある。三重県と(総理の地元の)奈良県は隣同士で大変、勇気づけられている」と述べた。