イギリス議会で議論されていた「安楽死」を選ぶ権利を認める法案は、上院での審議が長引き、成立しませんでした。
この法案は、イングランドとウェールズで、18歳以上で余命6カ月以内と診断された終末期患者を対象に、一定の条件のもと、医師の介助を受けて自らの命を終える選択肢を認めるものです。
法案は2025年6月、イギリス下院を通過しましたが、上院では1200件を超える修正案が提出されました。
審議は長期化し、29日の閉会までに必要な手続きを終えられず、法案は成立しませんでした。
イギリスメディアなどによると、支持派は次の会期での再提出を目指しています。
一方、反対派は、安全措置が十分かどうかや、弱い立場にある人たちをどう守るかについて、改めて懸念を訴えていて、制度化の行方はなお不透明です。