4月29日の昭和の日から、大型連休が始まった。今週と来週の木曜・金曜日を休みにすれば最長12連休となるこの時期、鹿児島空港では駐車場の混雑対策として駐車料金の値上げがすでに実施されている。航空機・JR・高速道路の混雑予想も出そろい、鹿児島を発着する交通機関はいずれも5月2日前後にピークを迎える見通しだ。

「きょうからGW、9連休です」 連休前日の空港には一足早い旅行者も

28日午前の鹿児島空港は、連休前の平日ということもあって混雑はなかった。しかし、一足先に連休入りした旅行者の姿もあった。

東京から鹿児島を訪れたという旅行者は「きょうからGWです。9連休です」「ばあばの家に行く」と笑顔で話した。一方、鹿児島から東京へ向かう旅行者も「きのうから9連休です。今から東京に行くんですけど、姉の家に行って、いとこたちとディズニーランドに行く予定」と話し、ディズニーランドで誰に会いたいかを聞かれた子どもは「ウッディーに会いたい」と答えた。旅の期待が会話の端々からにじみ出ていた。

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駐車料金が24時間あたり200円値上げ 混雑ピークは5月2〜5日

鹿児島県霧島市に位置する鹿児島空港では、大型連休や年末年始の駐車場混雑が長年の課題となっている。その対策として、4月25日から繁忙期における駐車場の24時間料金が200円値上げされ、1200円となった。

利用者の反応はさまざまだ。民間の駐車場を選んだという利用者は「そうなんです。1日ですよね、高いです。安い方がいいです」と本音を漏らした。一方、空港の駐車場を利用した人は「家を早めに出た。駐車場が埋まったら大変なので2時間待っています。きょうはすいていました。(駐車料金の値上げは)やむを得ない」と話し、値上げをある程度受け入れている様子だった。

空港側の予想によると、駐車場の混雑は5月1日の午前から始まり、5月2日から5日にかけては駐車が困難になる見込みだ。空港駐車場や付近の民間駐車場の満車が確認された場合には、臨時駐車場が開放される予定となっている。

航空機・JR・高速道路の混雑予想まとめ

交通機関別の混雑予想は以下のとおりだ。

航空機 日本航空の鹿児島空港発着便では、下り(鹿児島行き)が29日と5月5日、上り(鹿児島発)が5月2日に予約が最も集中している。全日空は上り・下りともに5月2日の予約が最多となっている。

九州新幹線 JR九州によると、下りは5月2日、上りは5月5日の予約が最も多い。2025年の同じ時期と比べて予約率がやや高くなっており、昨年を上回る利用者数が見込まれる。

高速道路 NEXCO西日本によると、鹿児島県内での渋滞予測はないものの、九州自動車道では注意が必要だ。下りは5月2日に南関インターや鳥栖ジャンクションを先頭にそれぞれ30キロ以上の渋滞が予測されている。上りは5月4日に久留米インターを先頭に20キロの渋滞が見込まれている。

車・飛行機・新幹線、いずれも「5月2日前後」が山場

今年の大型連休は、今週と来週の木曜・金曜日を休みにすることで最長12連休となる。車で遠出する人、県外に出かける人など移動の形はさまざまだが、交通機関の混雑ピークはいずれも5月2日前後に集中している。鹿児島空港の駐車場については、混雑が本格化する前の早めの到着や、民間・臨時駐車場の活用が混雑を避けるうえで有効といえそうだ。連休を安全・快適に過ごすために、事前の混雑情報の確認と余裕をもったスケジュールが求められる。

(動画で見る▶九州自動車道で30キロ以上の渋滞も GW12連休、鹿児島発着の混雑ピークはいつ?)

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鹿児島テレビ
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