NPT=核拡散防止条約の再検討会議がニューヨークの国連本部で開幕しました。
緊迫する世界情勢の中、会議では冒頭からアメリカとイランの間で非難の応酬となるなど各国の対立が表面化しています。
国連グテーレス事務総長
「皆さんの支援と協力があれば、この条約は急速に変化する時代でも核兵器のない世界に向けた活動的で強固な基盤として存続できる」
NPT再検討会議は約190の国や地域が参加して、アメリカ・ニューヨークの国連本部で現地時間の27日開会し、議場には長崎から訪れた被爆者などの姿もありました。
核不拡散や核軍縮に向けた前向きな議論が期待されますが、会議は冒頭から副議長の選出をめぐりアメリカがイランに対して「NPTの義務を公然と無視した国」と非難。
イランも、これに反論するなど各国の対立が表面化します。
一方、日本は…
国光文乃 外務副大臣
「核兵器のない世界を目指す原点には、被爆者の切実な訴えがある。核兵器による壊滅的な被害は決して繰り返してはならない」
国光外務副大臣が高市総理のメッセージを代読し「NPT体制を維持、強化し次世代に引き継ぐことが急務」と訴えました。