岩手県大槌町の2カ所で相次いで発生した山林火災は4月27日で6日目です。
避難指示の対象は依然人口の3割に当たる3257人。
町内すべての学校が休校となる中、子どもたちの居場所づくりも行われています。
町内の中央公民館では、町に拠点を置くNPO法人「カタリバ」が、避難した子どもたちが交流できるスペースを4月24日から開設しています。
避難している高校生は「つらいなと思っているところはあるが、子どもたちと話して気持ちが明るくなっている」と話していました。
カタリバ大槌拠点責任者 小野寺綾さん
「こういう場所で友達と交流し笑い合える空間は大切」
また、町の教育委員会は27日、大槌学園の小中学生532人を対象に、学習用のタブレット端末を配布しました。
休校中は教諭との宿題のやり取りなどを遠隔で行うということです。
大槌学園の児童は「タブレットでちゃんと勉強してこれからも学んでいきたい」と話していました。
大槌学園 安部広一学園長
「何とか学びを止めないような方法はないかと、このような形にした。健康と安全に注意して避難後の生活を続けてほしい」
ボランティアの受け付けも始まりました。
町の社会福祉協議会は27日、ボランティアセンターを開設。
協議会のホームページで登録できるようになっていて、現場のニーズを把握した上で、要請を行うということです。
大槌町社会福祉協議会 中村一弘事務局長
「(ボランティアを)受け入れる前の態勢をまずつくった。行政とも情報共有しながら社会福祉協議会で対応していく」
支援の輪も広がってます。
盛岡市の渋民中学校では、27日から大槌町を支援するための募金活動を始めました。
5月1日まで活動し、募金は5月に大槌町役場に届けられます。