山林火災が発生している岩手県大槌町では、町中に煙が漂い灰が飛ぶ状態が続いています。
呼吸器内科の医師は住民に花粉対策と同様の対策を取るよう呼びかけています。

4月26日の大槌町では、山林火災による白い煙で覆われ、灰が飛散する状態が続いています。

町民からは「煙も来るし灰も飛んでいるから、マスクをしても臭いがする」「夜のどが痛い。風邪をひいたのとも違う」

呼吸器内科が専門のもりおか静眠堂医院の櫻井滋医師は、健康被害を防ぐため、住民に花粉対策と同様の対策を取るよう呼びかけています。

もりおか静眠堂医院 櫻井滋医師
「喉が痛いとか目がチカチカする以外に、長時間煙や粒子を吸い込むことで呼吸の病気につながる可能性がゼロではない。花粉対策で言われることをすることは有用だと思う。屋外での活動の際にはマスクを必ずしていただく、自宅の中にあまり煙や粉じんを入れないような工夫が必要になると思う」

また櫻井医師は灰などが付着しにくい服を身につける、加湿器などを使い部屋の湿度を保つといった対策を呼びかけています。

また感染症の専門でもあり、東日本大震災の後、いわて感染制御支援チーム「ICAT」を立ち上げた櫻井医師は、27日、釜石保健所の依頼を受け大槌町に入りました。

ICAT いわて感染制御支援チーム 櫻井滋医師
「大きな体育館だと室温をコントロールできない。かといって(煙で)窓も開けられない。何か対策がないか見ていきたい」

ICATでは避難所の現状把握を進め、必要に応じて、感染症の防止対策に取り組むことにしています。

岩手めんこいテレビ
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