名古屋名物ういろうでおなじみの青柳総本家が4月17日、「スライムまんじゅう」を発売しました。人気ゲーム「ドラゴンクエスト」のキャラクター・スライムに見立てたまんじゅうです。
ゲーム会社と青柳総本家がコラボして発売された「スライムまんじゅう」、店には長い列ができました。自ら開発を担当した社長に誕生の経緯を聞くと…。
青柳総本家の後藤稔貴社長:
「代表的な『カエルまんじゅう』、おまんじゅうで何かできないかなと」
4年前にスライムの形のういろうを開発したところ大ヒット、「再びヒット作を」と注目したのが、看板商品の「カエルまんじゅう」でした。
後藤社長:
「(カエルまんじゅうを)回転させると(スライムと)同じような形じゃないかと、横の部分を見て気付きました」
カエルまんじゅうを横から見ると、スライムのようなシルエットになります。
カエルまんじゅうは機械に生地とこしあんがセットされ、絶妙な絞り方でまんじゅうにすると、上から型を押し当て、カエルまんじゅうになります。
一方、スライムまんじゅうは途中までは同じ流れですが、最後の型を変えることで、スライム独特の形が生まれます。スライムを再現するのは相当大変で、10回以上テストしてようやくこの形にたどり着きました。

後藤社長:
「フォルムの部分でも細かい違いがあったので、表現するのがすごく大変でしたね。型を作るところが」
さらに、カエルまんじゅうの目と口は、この道10年以上のベテラン職人が焼きゴテでひとつひとつ描いていて、スライムまんじゅうも専用のコテで目や口を入れていきます。
ゲームメーカーからも「目と口の距離感には気を付けて」と要望され、半年以上テストをして、ようやくコテが完成しました。

職人:
「カエルまんじゅうは目を1個1個描いていくんですけど、スライムまんじゅうはつながった目を一緒にグイッと押すので、端っこが切れたりしやすい」
後藤社長:
「かなり押すのが難しいので、カエルまんじゅうと同じようなスピードで焼き印ができない。現在は6人体制で焼き印を入れています」
名古屋名物・カエルまんじゅうの技術を生かし、こしあんと社長の熱意が詰まったスライムまんじゅうは7月31日までの期間限定で、3個入りで972円です。

発売スケジュールは、大須本店とエスカ直営店が17日から、守山直営店とジェイアール名古屋タカシマヤ店が18日からなどとなっています。
