小浜市西方寺に伝わる国の選択無形民俗文化財「和久里壬生狂言」が17日、12年ぶりにに奉納されました。
「和久里壬生狂言」は京都・壬生寺の流れをくむ無言劇で明治時代に始まったとされます。
「和久里壬生狂言」は6年に1度奉納されますが、前回はコロナ禍で中止となり、今回の披露は実に12年ぶりです。戦争や水害の影響などで一時途絶えていましたが、地元住民が48年前に復活させ守り継いでいます。
境内に作られた舞台で披露されるのは「餓鬼角力」や「炮烙割り」など9つの演目。台詞はなく身振り手振りだけで滑稽な芝居を演じます。
見学に訪れた地元の園児は「おもしろかった。言葉がなくても分かった」「怒っているところがおもしろかった」と無言劇を楽しんでいました。
保護者も「子供たちがノリノリで、私たちも見ていて楽しかった。動きも、衣装も面も良かったし、受け継がれているのがすごい」と関心を寄せていました。
保存会の会長は「見る人も楽しく踊る人も楽しく、お互いが楽しむのが狂言。和久里区民の宝なので多くの人に来てもらえれば」と話していました。
和久里壬生狂言は19日まで行われます。