太平洋戦争などで亡くなった人たちを悼む県遺族会の慰霊祭が、夏の猛暑を避けるため、初めて春に開かれました。

富山市八ケ山の県の忠霊塔前で行われた慰霊祭には、太平洋戦争などの戦没者の遺族や関係者約220人が参列しました。

県の忠霊塔には、戦没者2万8748人が祀られています。

参列者が黙とうを捧げ、犠牲者の冥福を祈ったあと、県遺族会の山本甚克会長が「世界各地で争いが絶えない。改めて戦争の悲惨さや平和の尊さを次世代に継承していかなければならない」と挨拶しました。

式には、25歳の時、太平洋戦争で夫を亡くしたという高岡市の藤川きみゑさん、106歳も参列しました。

*遺族 藤川きみゑさん(106)
「今年も無事にお参りできて本当に良かった。感謝している。戦争は絶対にだめ。
人の殺し合いは絶対だめだと思う」

慰霊祭は、毎年終戦を迎えた8月に行われてきましたが、夏の猛暑を避けるため今年から4月開催となりました。

県遺族会は「春に開催することで、引き続き高齢の遺族にも参列してほしい」としています。

富山テレビ
富山テレビ

富山の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。