えびの警察署で保護されていたこちらの子豚。
持ち主が見つからず、17日新たな飼い主へ引き渡されました。
(江川琴実記者)
「こちらのケージで保護されていた可愛らしい子豚、今から新しい飼い主のもとにお引越しです。」
17日、えびの警察署から串間市で牛の飼育をしている河野康太さんに子豚が引き渡されました。
河野さんは豚を飼うのは初めてで、宮崎家畜保健衛生所の指導のもと自宅でペットとして飼育するということです。
この子豚、実は3月「落とし物」として警察署に届けられていました。
(藤崎祐貴アナウンサー)
「えびの警察署で保護されているのがこちらの子豚です。生後1カ月ほどだということでまだまだ小さくて可愛らしいですね。」
子豚は体長約50センチ、体重約8キロのオス。
3月30日えびの市大明司の路上を歩いていたところを近所の人に保護されました。
子豚は養豚場から逃げ出したか搬送中にトラックから落ちたとみられていて、警察は遺失物法に基づき子豚を「拾得物」いわゆる落とし物として預かっていました。
(えびの警察署 米澤秀紀副署長)
「うちの署員42人いるんですけど、43人目の署員といった感じでみんなかわいがっています。私個人的にはトントンと呼んでいます。」
子豚は署員が交代でエサをあげるなどして世話をしてきました。
しかし2週間を過ぎても持ち主は現れず、警察は8件寄せられてた「子豚を引き取りたい」という申し出の中から、家畜の飼育経験がある河野さんに子豚を引き渡すことを決めました。
(子豚を引き取った 河野康太さん)
「名前も引き継いでトントンという名前で飼いたいと思います。とにかく健康で自由に育てていきたい。商業と違って愛玩として育てられるので楽しみです。」
(えびの警察署 米澤秀紀副署長)
「河野さんという優しい方に引き取って頂いて本当にありがたいしほっとしています。でもやっぱり寂しい気持ちもあります。会いに行きたいと言っている署員もいますので私も含めて様子を見に行きたいと思っています。」
昨年度県内では犬104匹、猫13匹が落とし物として保護されました。
県警によりますと通常落とし物は3カ月間保管されますが、動物など保管が出来ないものは警察署長が保管期間を決めることができるそうです。
今回は引き取り手が見つかったものの飼い主が現れなければ処分されてしまうかもしれません。
警察はくれぐれもペットを逃がさないよう呼びかけています。