高知県土佐清水市の観光スポット「足摺海底館」が連絡橋の老朽化により、5月から当面の間、休館することになりました。
足摺海底館は1972年にオープン。これまでに約658万人が来館し、海中散歩が楽しめる竜串の観光シンボルとして多くの人に愛されてきました。
ただ、開館から50年以上が経過し、施設の老朽化が目立っています。2025年6月には海中7メートルにある展望室で水漏れが発覚。潜水調査の結果、原因はウニによる外壁の浸食だったことが判明し、1カ月余り休館していました。
足摺海底館によりますと、陸地と展望室を結ぶ連絡橋も老朽化が進んでおり、2024年に連絡橋の強度を調査したところ「橋の架け替えが望ましい」という結果が出ていました。
現在は職員が安全確認を行いながら営業していますが、2028年に「ジョン万次郎」を主人公にした大河ドラマの放送が決まり、多くの来館者が見込まれることから、安全を最優先に5月1日から休館します。
海底館を運営する県観光開発公社・二宮真弓 社長:
「(大型連休に)海底館を選んでくださった皆さまには本当に申し訳なく思っています。どういう方向になるかも早めに決定して、それに向けてお客さまにより楽しんでいただけるような計画・案を早めに考えたいと思っています」
2年前に行った試算によると、連絡橋の改修には最も安い工法で約3億円が見込まれていました。施設全体も含めた費用は現在、試算中です。
再開の時期は未定で、休館中に施設全体を含めた改修方法など、今後のあり方を検討し、2026年中に結論を出すということです。