今月22日に開幕する「となみチューリップフェア」を前に、チューリップ公園の大花壇で開花時期を調整するための遮光ネットの取り外し作業が行われた。今年は4月に入ってからの高温が続いており、すでに開花しているチューリップも見られる状況だ。関係者は「4月中の会期前半に来てもらえたら十分楽しめる」と早めの来場を呼びかけている。


8年間で最も遅い取り外し作業

17日、砺波市のチューリップ公園大花壇では、市内の造園業者がチューリップの花を傷つけないよう丁寧にネットを取り外す作業を進めた。遮光ネットは直射日光を遮ることで地温の上昇を防ぎ、チューリップがフェア期間中にちょうど満開を迎えられるよう開花時期を調整するために設置されるものだ。

今年のネットは2月26日に設置された。3月下旬までは平年並みの気温で推移していたが、4月に入ってから気温が高い日が続いたため、ネットの取り外しはできる限り遅らせた。それで今回の作業日は、この8年間で2023年と並んで最も遅い日程となったという。
すでに開花も おすすめは「4月中」

気温の高さはチューリップの生育を押し進めた。ネットを外した現時点で、すでに開花しているチューリップもみられる。チューリップは咲き始めてからおよそ1週間から10日間が見頃とされており、今後もさらに気温が上昇する予報が出ていることから、開花のピークが早まる可能性がある。

チューリップ四季彩館の三上亜紀代さんは「天気がいいので今後生育も進んでくる。4月中の会期前半に来てもらえたら十分楽しめる」と語った。
開幕日の22日には7割以上が開花した状態で来場者を迎え、25日から26日頃に満開となる見込みだ。
今年は去年より50万本多い350万本

今年のとなみチューリップフェアでは、300品種・350万本のチューリップが会場を彩る。これは去年と比べて50万本多い規模。

会期は今月22日(水)から来月5日(火)まで。富山県を代表するこの春の一大イベントに向け、会場の準備は着々と進んでいる。気温の推移次第では開花のピークが早まることも予想されるだけに、来場を検討している人は早めのスケジュール確認をおすすめしたい。
(富山テレビ放送)
