春の花といえばサクラ・チューリップなどが思い浮かぶが、近年、切り花として人気が高い「スノーボール」も出荷の時期を迎えている。実は、山形が全国トップクラスの生産量を誇るという。
寒河江市高屋にあるビニールハウスで花を咲かせていたのが…。
(リポート)
「こちらがスノーボールです。小さい花が集まっていて、形はアジサイに似ています。色は薄いグリーンで涼し気でかわいらしいです」
スノーボールはスイカズラ科の落葉性低木で、アジサイに似た手毬状の花を咲かせる。
JAさがえ西村山管内が全国トップレベルの生産量を誇るスノーボール。
栽培歴6年の武田浩治さんは、ハウスと露地の計25アールで栽培している。
スノーボールの最大の特徴は「色」。
(生産者・武田浩治さん)
「緑から黄緑になって、最後真っ白に咲く。大きいと雪だるまみたいになるからスノーボール。暖かさで今年は5日~1週間早いが、順調に良品のものが切れている。十分ちょうどいい、花の大きさといい良い加減」
武田さんは、花の直径が5センチ~12センチに成長したものをカットして収穫していた。
スノーボールは結婚式のブーケや卒業・入学祝い・母の日のプレゼントなど、さまざまな用途で近年需要が高まっている。
JAさがえ西村山は、サクランボシーズンの前に収穫できる花として30年以上前から
栽培を続けていて、現在36人が生産している。
(生産者・武田浩治さん)
「大きな花束の脇役もあれば、メインにもなる。緑・黄緑・白と変わるのが魅力的。楽しめる時間が長いと思うので、ぜひ家庭でも飾ってほしい」
スノーボールの出荷は、2月~4月にかけてはハウスもので、4月下旬から露地ものに切り替わる予定。
管内では2026年、例年並みの約40万本の出荷を見込んでいて、主に関東方面へ出荷される。
ほとんどが関東方面に出荷されるが、河北町にある3つの産直施設に並ぶこともあり購入もできるそう。