アメリカのトランプ大統領は14日、イランとの2回目の協議について2日以内に行われる可能性があると発言。
一方、日本では“身だしなみ”に関わる様々な影響が出始めています。

トランプ大統領はニューヨーク・ポストの電話インタビューに応じ、パキスタンのイスラマバードにいる記者に対し、「そこにとどまるべきだ。2日以内に何かが起こる可能性がある」と伝え、近くイランとの2回目の協議が開催される可能性を示唆しました。

アメリカ中央軍は、イランの港に出入りする船舶を対象とした海上封鎖の開始から24時間で、封鎖を突破した船舶はなかったと発表。

一方で、中国国営テレビは15日、アメリカ軍によるホルムズ海峡封鎖後も20隻以上の商船が海峡を通過したと報じました。

イラン情勢が不透明な中、影響は国内のヘアサロンにも及びつつあります。

髪のカットに加えパーマやカラーなど、様々なヘアケアを行うヘアサロンでは、石油由来の「ナフサ」を原料とした製品を多く使用しています。

ヘアサロンRodan・山崎(さきは立つ崎)裕介代表:
消耗率の高いシャンプーとか、容器自体にナフサが関わっていると聞く。私たちの仕入れ価格に影響してくるのを懸念しているところです。

この他にも、ヘアサロンで多く使われるのがラップです。

ヘアサロンRodan・山崎裕介代表:
カラーをした時にお客さんの頭皮をカバーしたりとか、襟に巻いたりするときに(使う)。ラップなんかも3割上がるって聞いているので、多めに仕入れようかなと思っている。

同様の影響は、私たちが日常的に使用する化粧品にも及んでいます。

「イット!」が訪ねたのは、化粧品会社から受託製造を行っている化粧品メーカーです。

ベイコスメティックス・加藤聡太代表取締役社長:
実は化粧品は非常に影響を受けていて、今回中東の情勢でナフサが非常に供給不足という話は多分出ていると思うが、中身も外見も全て化粧品というのは石油の影響を受けている状況。

容器だけでなく、化粧品には界面活性剤など石油由来の成分が多く使用されているため、原料の調達が難しくなってきているといいます。

ベイコスメティックス・加藤聡太代表取締役社長:
一部の原料ではもう次回から売れませんとか、例えば10トン頼んだが2トンしか出せませんとか、そういう連絡はすでに来ています。多分あと1~2カ月の中で値上げもしくは欠品というのは一気に起こってくるんじゃないかなと思う。

化粧品メーカーのメイン商品ではなく、サブラインなどの商品に関しては、今後欠品が出る可能性があるといいます。

ただ、このメーカーには海外のネットワークがあるのだといいます。

ベイコスメティックス・加藤聡太代表取締役社長:
元々僕たちの容器を手配していた中国とか韓国の海外工場のパートナーがいて、欠品は起こさないかなと思っています。

先行きの見通せない状況が続く中、各方面で手探りの対応がとられています。