子どもとみられる遺体の発見から一夜明けた京都・南丹市。
14日午後、この遺体は3月23日から行方不明になっていた安達結希さん(11)だと判明した。
発見された遺体は安達結希さんと判明
林道では、タイヤの痕を調べているのか、捜査員がメジャーを使って測っているのが見えた。
遺体の発見現場では14日朝から鑑識作業が行われていた。
事態は新たな局面を迎えた。
小学6年生の安達結希さんが行方不明となって、ちょうど3週間がたった13日、山林から子どもとみられる性別不明の遺体があおむけに倒れた状態で発見された。
埋められた形跡はなく、落ち葉などもかかっていなかったという。

遺体の発見現場では14日、ブルーシートが張られ、捜査員らがあわただしく出入りする姿が見られた。
鑑識の道具なのか、機材を持った京都府警の捜査員が午前8時40分ごろ、遺体が発見された場所付近へと向かっていった。
「84」と書かれたトレーナーを着用
さらに新たな事実も明らかになった。
捜索関係者によると、遺体は「84」と書かれたトレーナーを着ていたという。
安達さんが着ていたものと同じトレーナーだとみられている。
遺体は、濃紺のフリースにベージュの長ズボン姿で、靴を履いていないことがこれまで分かっていた。
そして14日、新たにフリースの下に「84」という数字が入ったトレーナーを着ていたことが分かった。
安達さんが行方不明になった時の服装とよく似ていて、警察は同じトレーナーとみて矛盾はないとしている。
現場では、午後になり警察官などが棒で何かを探す様子が見られた。
遺体が発見されたのは、小学校から南西に2km離れた民家や田畑が点在する山林。
遺体は靴下を着用していたということだが、靴は履いていなかったという。
--普段人が通ることって多いんですか、そこらへんは。
近隣住民:
多いってことはないですね。(田畑で)作業する人だけ。(行くのは)田んぼの持ち主ぐらいだけ。軽トラ1台ぐらいは通れる。
13日朝、現場付近を通ったという近隣住民は、山林の様子について、普段と変わりがなかったと話す。
近隣住民:
子どもが1人でこんなところ歩かない。昨日休みで山菜採りにずっとあの山、みんな入っているのよ。そこを通っているけど、臭いも何もしない。もと早くから遺体があったら、臭いがするだろうって言ってた。

遺体は死後、相当の日数がたっているとみられ、警察は14日、司法解剖を行い、身元の確認を進め、この遺体は安達さんと判明した。
小学校は臨時休校で閑散と
普段はのどかな場所に走った緊張。
遺体が見つかった場所付近では、一夜明けても規制線が張られていて、近くには花束が供えられていた。
現場付近には誰かが手向けたとみられる花も。
そこにはお菓子と飲み物が添えられていた。
現場に駆けつけた人からは、悲痛な声が聞かれた。
献花に訪れた人:
悔しい思いもあるし、悲しい思いもあるし。
いつもは子どもたちの声が響く小学校も、14日は静まり返っていた。
登校時間になったが、児童の姿はなかった。
小学校の正門は門が閉まっていて、校舎の中を見ても人の姿はなく、非常に閑散としていた。
遺体発見を受けて、安達さんが通う園部小学校は臨時休校の措置がとられた。
警察は現在、事件・事故両方の可能性を視野に入れて捜索を行っているという。
最新情報として、安達さんの死因は不詳、大きな刺し傷は確認されなかったということで、死亡した時期は3月下旬ごろだという。
(情報提供は南丹署生活安全課0771-62-0110まで)
(「イット!」4月14日放送より)
