有明海の干満差を利用して行う「スクイ漁」を多くの人に知ってもらおうと諫早市で伝統の漁を体験するイベントが開かれました。

諫早市高来町の「水ノ浦のスクイ漁場」は市の有形民俗文化財に指定されています。

スクイ漁とは遠浅の干潟と海の干満差を利用して、石積みの漁場内に魚を集めすくいとる古式漁法です。

漁場の保存と活用を進めようと2025年、住民の有志などが「水ノ浦スクイを守る会」を発足させました。

そして、14日は料理人約20人にスクイ漁を体験してもらい、カキやイワシの稚魚などをとりました。

水ノ浦スクイを守る会 増山 恒雄 会長
「多くの皆さんに参加していただいて、今後もこういうイベントをして昔の古式の漁法を広めていきたい」

有明海の沿岸一帯には江戸時代から明治中期ごろにかけて200カ所以上の漁場がありました。

高来町内には4カ所ありましたが、現在は1カ所のみとなっています。

漁の後、町内のコミュニティセンターでとったカキや魚を使って料理人が調理し、参加者全員で食卓を囲みました。

水ノ浦スクイを守る会 中島 すなおさん
「おいしかったです。ばっちり」

諫早・高来町の料理人 深田 伸治 さん
「魚をとってみるとか泥を触ってみるというのが初めてだったので非常に楽しかった」

「水ノ浦スクイを守る会」は今後も子供向けの漁の体験会や勉強会などをしていきたいと話しています。

テレビ長崎
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