福岡県北九州市のひびきコンテナターミナルで14日、新たな国際航路の開設とハブ港としての物流拠点化を祝う式典が開かれました。
式典には船会社や荷主のほか北九州市などの関係者が出席し、フィリピン・マニラとひびきコンテナターミナルを結ぶ新たな国際航路の開設と港の機能拡充を祝いました。
世界的な海運会社「マースク社」が新設したフィリピン航路は、マニラ~ひびき間を5日間で直接結ぶのが強みです。
2万5000トン級のコンテナ船が週に1便運航し、住宅大手の一条工務店がフィリピンで加工した住宅建材を運びます。
さらに、到着したコンテナは国内航路の船に積みかえて九州や日本海沿岸などの各地に運ばれることになっていて、ターミナルは新たに「ひびきハブ」として、海上輸送の中継拠点となるハブ港として機能するようになります。
◆マースク社 西山徹 北東アジア地区CEO
「ひびきが最終目的地になるわけではないので、まずコンテナが日本に到着して、その後、ひびきから全国展開(輸送)という意味ではロケーション的には本当に利便性の高いエリアだと思っております」
Q.新航路のメリットは?
◆一条工務店 福岡営業所 片谷文隆 所長
「一番は間違いなく(住宅の)工期が短縮することです。(フィリピンから)直接来ることでだいぶん日数が短縮されることと、(建材の)安定供給のひとつにつながるのが一番大きいですね」
フィリピン航路の開設とハブ港化によって、3年連続で過去最高を更新中の取扱量が将来、倍増することも見込まれていて、市は「貨物が貨物を呼び込む好循環を作りたい」としています。