兵庫県の情報漏洩問題で、斎藤元彦知事らの不起訴処分を不服として、大学教授が検察審査会に申し立てを行いました。
検察審査会にきょう=14日付で申し立てを行ったのは、神戸学院大学の上脇博之教授です。
斎藤知事の疑惑をめぐる告発文書を作成した元県民局長の私的情報を漏洩したとされる元総務部長について、神戸地検は先月27日、漏洩行為はあったとした上で、裁判で私的情報が明らかになる影響に配慮し起訴猶予としました。
斎藤知事や片山安孝元副知事が漏洩の指示をしたりそそのかしたりした疑いについては、嫌疑不十分で不起訴となっています。
申し立てによると上脇教授側は、元総務部長については「私的情報の内容の詳細の立証を必ずしも必要とするものではない」と主張。
また、斎藤知事については「側近らが知事の指示を認めている」などと主張し、片山元副知事を含めた3人について「刑事責任が問われるべき」と主張しています。
上脇教授は「兵庫県に法の支配、正常な公務、県民の信頼を取り戻すきっかけを作っていただきたい」とコメントしています。
申し立てを受けて斎藤知事は記者団の取材に応じ、「報道等で承知しているが詳細は承知していない。検察当局が慎重かつ十分に捜査をされた結果としての不起訴と受け止めている。私は指示等したことはないという認識だ」と述べています。