現在の長野県が誕生して150周年の2026年、県歌「信濃の国」のオリジナル歌詞を長野県が募集している。あなたならどんな歌詞を?長野県内各地で聞いた。
「わたしの信濃の国」を募集
4月1日、県庁で行われた県職員の任用式。ここで歌われたのが―
県職員:
「♪信濃の国は〜十州に~」
多くの県民に愛される県歌「信濃の国」。
現在の長野県が誕生して150周年を迎えた2026年、県が記念企画として始めたのが、『わたしの「信濃の国」投稿キャンペーン』。
「信濃の国」のメロディーで歌え、県の魅力や特徴を表現した「1番分」のオリジナル歌詞を募集している。
長野県 県民政策課・小池貴浩課長:
「(長野県)150周年ということを県民の皆さんに知っていただきたいという思いがあり、参加しやすい、親しみやすい企画が必要だと考えた」
県民の8割が歌える県歌
長野県が2018年に行った認知度調査では、約8割の県民が「1番」、または「すべて歌える」と回答。
県歌がこれほど親しまれているのは全国的にも珍しいケース。
長野五輪の開会式でも―。
油井亀美也さんが宇宙で―。
油井亀美也さん:
「♪信濃の国は〜十州に~」
「空気と一緒」
街ゆく人にも聞いた。
「信濃の国」歌えますか?
長野市(70代):
「♪信濃の国は〜十州に~」
「(信大)付属小学校の校歌だから、子どもたちもずっと校歌歌ってたから自然と身についてるから(いつ覚えたか)わからない。空気と一緒だもんね」
松本市(10代):
「♪信濃の国は〜十州に~」
「学校の授業で、小学校、中学校はどっちも歌った。山雅がJ1行った時にアウェー戦で大合唱があって、一体感を感じられてよかった」
松本市(90代):
「学校でも歌っていたし、子どものころから歌っています。卒業式とかいろいろ行事で、信州人は歌った」
歌詞にない地域も…
「信濃の国」の誕生は、今から127年前の「1899年・明治32年」。
歌詞は6番まであり、長野県内各地の地名や人名、景勝地などが書かれているがー
長野県 県民政策課・小池貴浩課長:
「信濃の国に出てこない地域というのも長野県広いのでありますので、そういったところを表現していただきたいなということで新しい歌詞を募集しています」
「方言」「志賀高原」「草間彌生」?
あなただったらどんな歌詞をつける?
長野県内各地で聞いた。
長野市(10代):
「なんとか『しない?』って(方言)」
「方言とかだと、若い世代ではやっているので、それを入れたら面白いんじゃないか、キャッチーになるんじゃないかと思う」
長野市(30代):
「志賀高原、湯田中とか。観光名所が入っていれば、ほかの県の人とかも(わかる)」
男性2人組(辰野町・10代):
「観光地をバンバン入れていってもいいのでは。松本城もだし、上高地とか」
男性2人組(松本市・10代):
「草間彌生とか有名人も」
松本市(10代):
「松本城とかアルプスとか、地域の特色を入れたい」
「佐久は入ってるのに上田は…」
「3番」の歌詞で「諏訪湖」が出てくる諏訪地域の人は。
諏訪市(80代):
「諏訪はのけ者にされているような気がずっとしていた。山とか高原、霧ヶ峰とかが入ってもいいのでは」
諏訪市(60代):
「『御神渡り』とかはいいんじゃないですか」
下諏訪町(10代):
「下諏訪に住んでいるので、下社に関係する歌詞、御柱、諏訪湖花火大会とか」
一方、歌詞の中に地名が登場しない上田市では。
上田市民:
「なんで佐久は入ってるのに上田は入ってないんだというのは昔から思ってました。真田幸村とか入れてもね。これはこれで完成しているからいいんじゃないですか」
上田市民:
「『松本・伊那・佐久・善光寺』って確かに上田入ってなくて、上田も平らな所あるのになって、塩田平とかあるのでそれは思ってました」
上田市民:
「上田城とか別所温泉好きなので入れてもらえたらなと思う」
「無言清掃」「白文帳」も
阿部知事:
「新しいインバウンドの客が大勢来る観光地。白馬とかスノーモンキーとか、そいうものを歌詞として入れることもありうるかと」
長野県 県民政策課・小池貴浩課長:
「私の立場からすると、長野県全体で150周年盛り上がってほしいという思いがあるので、原作には表現されていない上田地域とか、ちょっと少ない大町、白馬の方とか、県全体で広く歌詞を拾っていけたらいいなと」
長野県によると、2026年2月から募集を始め、3月24日現在で「115通」の応募があるという。
「白文帳」や「無言清掃」など長野独自の文化や風習を歌ったものや、信州各地の「祭り」を歌ったもの、「そば」や「おやき」など信州の食文化を歌ったものも多いということだ。
募集は6月10日まで
オリジナル歌詞の募集は6月10日までで、ダンスや合唱など「パフォーマンス部門」の受け付けも行っている。
長野県 県民政策課・小池貴浩課長:
「原作の魅力にまず触れていただいて、それで新たな自分だけの信濃の国。皆さんの周りにある身近な魅力、好きな食べ物、好きな場所とか、そういうことを表現していただければと思ってますので、ぜひ信濃の国に親しんでいただければありがたいです」
(※詳しい応募方法などは県のホームページで)
