ロッテから育成ドラフト2位で指名されたBCリーグ・茨城アストロプラネッツの投手・小沼健太(22)が2日、茨城県土浦市の球団事務所で、永野吉成スカウト部長(52)、榎康弘チーフスカウト(48)、中川隆治担当スカウト(48)から指名あいさつを受けた。
地元・千葉県旭市出身。県立東総工業高では甲子園の土を踏むことなく、卒業した後は、BCリーグ2球団で4年間プレー。今季、主にクローザーとして25試合に登板。0勝3敗2セーブ、防御率5.34と成績こそ振るわなかったが、ようやく夢をかなえた。
189センチの長身で最速151キロのストレートと落差あるフォークを武器にする右腕は、「指名挨拶をいただき、嬉しく思います。実感が湧きました。地元の球団で小さい頃から外野スタンドやテレビで応援していていたので大好きな球団でプレーできるのを嬉しく思います。何としても一年目に支配下になって千葉のスターとなれるように頑張ります」と子供の頃から好きだったチームのユニホームに袖を通すことを喜んだ。
「惑星」を意味するアストロプラネッツからは初のプロ入りとなり、小沼は文字通りプロ野球界の「星」を目指す。

ロッテ2020育成ドラフト
育成1位・谷川唯人(捕手・立正大学淞南高)
育成2位・小沼健太(投手・BC茨城アストロプラネッツ)
育成3位・山本大斗(外野手・開星高)
育成4位・佐藤奨真(投手・専修大)