全国に誇りたい新潟のグルメ。今回は創業131年の中国料理店を紹介します。名物の麻婆豆腐に込められた思いとは?

長岡駅近くに店を構える『喜京屋』。店内はこの日もたくさんの客でにぎわっていました。

【常連客】
「この店はうまい。30年ぐらい通っている」

【常連客】
「リーズナブルな値段で本格中華が食べられる。こんな店なかなかない。続く意味がわかる。本当においしいので」

地元で愛され続けるこちらの店。

【喜京屋 疋田昭一郎さん】
「今年で創業131年目」

こう話すのは、5代目店主の疋田昭一郎さん。130年以上家族代々営んできました。

そんな歴史ある店の一押しが〈麻婆豆腐〉です。

【喜京屋 疋田昭一郎さん】
「師匠の陳建一さんから教えてもらった」

麻婆豆腐を日本に伝えたと言われる陳建民さんや息子の建一さんの元で疋田さん親子が代々修行し、引き継がれてきたメニューです。

そんな麻婆豆腐の味のポイントは豆板醤など、約10種類の調味料や香辛料。

ただし、その配合は決まったものはないといいます。

【喜京屋 疋田昭一郎さん】
「自分の舌でレシピは、その都度、その都度決まる。陳さんはレシピがないといわけではないが、感覚を大切にする人なので」

最後にゆでた豆腐を入れれば、看板メニュー麻婆豆腐の完成です。

【藤森麻友アナウンサー】
「もう食べた瞬間に山椒の香ばしい香りがふわっと漂います。しっかりとした辛さの中に味噌、豆板醤のうまみが感じられて上品な味わい」

もちろん味は一級品ですが、疋田さんが陳さんから教わったのはそれだけではありません。

【喜京屋 疋田昭一郎さん】
「料理は愛情という言葉。陳さんがすごく大切にしている言葉。麻婆豆腐に愛情が入ってる」

料理に愛情を注ぐ昭一郎さんの姿に先代の昭彦さんは…

【喜京屋 疋田昭彦さん】
「100点だね」

【喜京屋 疋田昭一郎さん】
「120点だと思っていたが。笑」

【喜京屋 疋田昭彦さん】
「自分の好きにやればいいと思う。僕もそうやって生きてきたから」

【喜京屋 疋田昭一郎さん】
「だそうです」

親子がつなぐ麻婆豆腐。そこには多くの愛が詰まっていました。

NST新潟総合テレビ
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