「全員動くな、手を上げろ」。
カンボジアの首都プノンペンにある特殊詐欺の拠点に、警察が突入した際の映像。
世界各国、そして日本をターゲットに詐欺行為を行っていたとみられます。
厳戒態勢の中、タイとカンボジアの国境地帯にある別の特殊詐欺拠点内部の取材が許されました。
そこには目を疑う“詐欺の仕掛け”が。
記者:
中国の警察署に見せかけたセットです。全て偽物だということです。こちらの部屋もですね、ブラジルの警察署に似せたセットになっています。こうした場所で詐欺電話をかけていたのでしょうか。
テレビ電話で相手を信じ込ませるためか7カ国の“偽警察”に“偽銀行”のセットまで作られていたのです。
日本人の個人情報が書かれた紙や詐欺マニュアルといった、日本人を狙っていたとみられる証拠も残されていました。
中には「静岡県」と書かれたものも。
世界的規模でより巧妙化する詐欺の手口。
実効性のある対策が求められます。