大相撲の伊勢ヶ濱親方が弟子に暴力を振るった問題で年寄への降格と報酬減額の処分が下されました。

この問題は、2026年2月に元横綱・照ノ富士の伊勢ヶ濱親方が弟子の伯乃富士関に対し、暴力行為をしたもので、コンプライアンス委員会が調査していました。

日本相撲協会は9日、臨時理事会を開き、コンプライアンス委員会からの答申を受け処分を決定しました。

暴力の内容は、部屋の力士や後援者らと会員制ラウンジで会合した際に、後援者の知人女性に対しふとももを触るなど不適切な行為を行った伯乃富士関に対し、拳や平手で2発殴打したものです。

相撲協会は師匠という指導者の立場にある者が弟子に対して直接暴力を振るった事案であり、到底許されるものではないとしながらも、暴力の常習性はなく単発的なものであり、日常の指導監督にも特段問題は見受けられなかったこと、この件を隠蔽することなく自発的にコンプライアンス部長に報告し真摯に反省していることを考慮し、委員待遇年寄りから平年寄りへの降格と報酬の10%を3ヶ月減額する処分を言い渡しました。

また伯乃富士関に対しては理事長からの厳重注意としました。

伊勢ヶ濱親方は、「この度は私の行動により多くの方々にご迷惑とご心配をおかけしましたことを心より深くお詫び申し上げます。いかなる理由があっても暴力は決して許されるものではなく、自身の行動を深く反省しております。今後はこのようなことを二度と起こさぬよう自らを厳しく律し、日本相撲協会より受けた処分について、真摯に受け止め、皆さまからの信頼を取り戻せるよう努力してまいります」とコメントしています。

理事会では伊勢ヶ浜部屋の今後についても審議を行い、当面、伊勢ヶ浜部屋を協会・一門の指導・監督下に置き定期的に状況を確認することを決定。

弟子の指導については、伊勢ヶ濱親方と4名の部屋付き親方が集団指導体制を取り協力して指導・監督を行うこととしています。

フジテレビ
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報道スポーツ部
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