「おはようございます」という、子供たちのあいさつが響き渡った南丹市立園部小学校。いつもとは違う、始業式の日を迎えた。
先月23日、父親に学校に送り届けられたのを最後に、行方が分らなくなった安達結希さん(11)は、2週間以上経っても発見には至っていない。
■始業式迎えた小学校 警察官が笑顔で出迎え・見守りボランティアも
きょう(8日)は、小学校で始業式が行われ、警察官やボランティアが子どもたちの登校を見守った。
始業式では校長が子供たちに「無事の発見を願うとともに戻ってくることを信じている」と話したという。
一方、きのう(7日)には安達さんの自宅近くの山中で捜索が実施されましたが、警察は「発表できることはない」としている。
多くの人が安達さんの安否を気遣う中、子供たちを安心させるため、警察官が笑顔で出迎え、通学路にはボランティアが見守る姿もあった。
ボランティア:元気に登校してもらえるように、あくまで見守る。普段はこういうことが起こらないところなので、急なことなのでびっくりしました。

■子供と手をつないで登校する保護者や門の中まで送り届ける保護者も
子供と手をつないで登校する保護者や、門の中まで送り届ける保護者の姿も見受けられた。
保護者:親御さんも不安だし、子供の不安の方が強いと思う。心配ですけど学校に行ってもらわないといけないので複雑な気持ち。
始業式で校長は、「結希(ゆき)くんが行方不明になっていることについて、大変心配している。無事の発見を願うとともに戻ってくることを信じている」と子供たちに話したということだ。

■約10時間 捜索実施された安達さんの自宅近くの山中は
きのう(7日)警察は、自宅周辺の山中に規制線をはり、およそ10時間にわたって付近を捜索した。
この場所に手がかりはあるのか、「newsランナー」の吉原功兼キャスターが細い山道を通って捜索現場に向かい、取材した。
吉原キャスター:きのうはここに規制線が張られていましたがきょうは解かれています。では入っていきます。
吉原キャスター:別荘地ということもあり、ログハウスや、空き家もあるということで捜索のポイントになっていました。

さらに、大人でも危険を感じる所を見つけた。
吉原キャスター:怖い。ガードレールが壊れてますね。このあたりだけガードレールがありません。完全に崖になっていますね。
吉原キャスター:夜、街灯もないですから、歩くとか車で通行するのは大変危険な場所です。

■捜索結果について警察は“発表できることはない”
警察によると、きのう(7日)の捜索の結果について、発表できることはないという。
2週間以上がたち、難航する捜索活動。警察はこれまでにのべ700人以上を投じ、安達さんの通学かばんが見つかった場所の周辺にある池などの捜索も行ってきた。
吉原キャスター:南丹市は大変広いエリアです。あらゆる可能性を考えると捜索活動をどう進めていくのか、難しいものとなりそうです。
安達さんが見つからないまま、新たな1年を迎えた小学校。1日も早い発見が、待たれている。
(関西テレビ「newsランナー」2026年4月8日放送)

