京都府南丹市で11歳の安達結希さんが行方不明になってから、11日が経過しました。
警察は4月3日の正午すぎ、通学カバンが発見された場所に近い池に水中ドローンを投入し、本格的な捜索を開始しました。
有力な手がかりはいまだ見つかっていません。
■3日正午すぎ、池に『水中ドローン』を投入し捜索
4月3日の正午すぎ、警察は車両2台でカバン発見現場に隣接する池を訪れ、水中ドローンを投入して捜索を開始しました。
ボートに乗った警察官が水中を覗き込む機材を使いながら、広い池を入念に確認している様子も確認されました。
また警察官4人ほどが棒を持って山のほうへ向かい、広範囲にわたって地上の捜索も並行して実施されているということです。
カバン発見場所は、園部小学校から北西に約3キロの山中です。
■「元気で保護したいだけです、それだけ」
行方不明になったのは、京都府南丹市の小学校に通う安達結希さん(11)。
3月23日、卒業式に在校生として出席するため、父親の車で学校近くの駐車場まで送り届けられたのを最後に、姿が確認できなくなりました。
当日は、学校近くに設置された防犯カメラの映像が複数確認されていますが、安達さんが映っているものは見つかっていません。
■カバンは見つかったが、本人の姿はない
行方不明から6日後、唯一の手がかりとなったのが、親族が発見した通学用のカバンです。
学校からおよそ3キロ離れた山の中、南丹市園部町内山で見つかった黄色いリュック型のカバンは、足立さんが身につけていたものとみられています。
しかし、ここに不可解な点があります。
消防団は、カバンが発見される前日を含む3日間、最大206人を動員して付近を捜索していました。そのカバンがあった場所の近くも捜索の対象だったにもかかわらず、そのときに「カバンは見つけられなかった」といいます。
30年のキャリアを持つ地元の消防団の野中さんは、「目撃情報もなく、色んな情報がないという捜索自体、私は経験がなかった」と振り返り、「元気で保護したいだけです、それだけ」と語りました。
■「普段と雰囲気が違う」 静かになった街
子どもたちは今、春休みの時期です。しかし、地域に住む人々は「普段の春とは雰囲気が違う」と口をそろえます。
公園で遊ぶ子どもの姿は減り、4月から小学校に通うわが子を持つ保護者は「何か手がかりが1つでも早く見つかってほしい」と祈るような思いを語りました。
「子どもから目を離さないよう注意している」という親の声も聞かれ、地域全体に不安が広がっています。
安達さんが通う小学校では、来週、始業式を迎えます。
■SNSの”推理投稿”に懸念の声も
スタジオでは、SNS上でこの件に関する個人の推理が多数投稿されていることへの懸念も示されました。
元MBSアナウンサーの豊崎由里絵さんは「家族と話し合うのは自由だと思いますけれども、それをわざわざSNSに上げる必要があるのかどうか」と指摘。
「もし安達さん本人がそういった投稿を目にする環境にあるとしたら、どう思うかを考えてから発信してほしい」と訴えました。
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情報提供は京都府南丹警察署(電話:0771-62-0110)で受け付けています。
(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2026年4月3日放送)