組織による犯罪情勢について警察庁は、暴力団の勢力が縮小する一方で、匿名・流動型犯罪グループが台頭し、治安上の新たな脅威となっているとして取り締まりを強化する方針です。
警察庁がまとめた2025年1年間の組織犯罪情勢によりますと、2025年12月末時点の全国の暴力団構成員などは1万7600人に上り、前の年より1200人減って過去最少となりました。
検挙人数も7335人で過去最少となっています。
一方、近年は匿名・流動型犯罪グループが暴力団構成員や暴走族OB、外国人犯罪組織のメンバーなどと結びついて台頭し、資金源獲得のための犯罪で検挙された人数は6679人に上り治安上の新たな脅威となっていることが浮き彫りになりました。
罪種別では、詐欺が46%と最も多く、次いで薬物事犯(28.3%)、窃盗(15.3%)、風営適正化法違反(5.9%)、強盗(4.6%)となっています。
また、検挙された人のうち、およそ6割が14歳から29歳までで若い世代が犯罪に関与している実態が明らかになりました。
警察庁は、「組織の総力を挙げて匿名・流動型犯罪グループをはじめとする犯罪組織の実態解明および取締りを強力に推進していく」としています。
(フジテレビ社会部)