ケガをして治療の必要がある渡り鳥を安全に救護するために、きょう豊見城市で初めて関係団体による訓練が行われ、参加者は捕獲から治療まで一連の流れを確認しました。
絶滅危惧種に指定されている希少種「クロツラヘラサギ」は、トキの仲間で主に朝鮮半島で繁殖し国内で越冬する渡り鳥です。
毎年この時期に豊見城市内の複数の干潟で姿を見ることができますが、ケガをしている個体の捕獲が必要となっていて、きょうは獣医や鳥獣保護の関係団体が集まって初めての訓練を行い、救護の手順を確認しました。
クロツラヘラサギネットワーク沖縄山城正邦代表:
沖縄で越冬するあいだに毎年のようにけがをする個体がいて、元気なうちに救護したいという思いでやっています
訓練では遠隔操作で発射装置を作動させダミーのクロツラヘラサギを捕獲します。
捕獲後は獣医に引継ぎ、体をキレイに洗ってケガの状態を確認し速やかな治療に繋げました。
豊見城市の干潟ではきょうも紐が絡まった個体や足をケガした個体が確認されていて、関係団体は貴重な渡り鳥が安全に過ごせるよう取り組んでいきたいとしています。