高知県が今週公表した南海トラフ地震の新しい被害想定について、浜田知事は「防災対策に終わりはない」と考えを述べました。
県の最新の被害想定では最大クラスの地震が発生した場合、死者数が2万3000人に上ります。これまでの被害想定と比べると死者数は半数近く減少しましたが―
浜田知事:
「死者数の半減というのは大きな成果でありますが、総じて見ますと厳しい状況は続く」
浜田知事は27日の会見で被害想定のポイントを3つあげました。
【ポイント1】
最大震度7を観測する市町村が増え、地震の揺れで全壊する建物が増加こと。
【ポイント2】
津波避難タワーの整備が進み、津波による死者数は大幅に減ったものの「早く避難する人」が少なかった場合、全体の死者数は4万人に逆戻りすること。
【ポイント3】
今回初めて災害関連死の被害を算出し最大で2600人が犠牲になること。
浜田知事:
「防災対策に終わりはないということを肝に銘じまして、さらに高いレベルを目指して努力をしないといけないと」
県は大規模災害への対策を具体的にまとめた「行動計画」を2026年度にバージョンアップしたいとしています。