人への感染はありませんが、豚への強い感染力が特徴だということです。熊本県は、多良木町の山中で発見された野生のイノシシの死がいから豚熱ウイルスが検出されたと26日、発表しました。野生のイノシシの感染は県内初確認で、県が養豚農家などに注意を呼びかけています。

【木村知事】「豚熱は人には感染しない。そして、適正に処理された豚肉は安全で、人の健康に影響を与えることはないので安心してほしい」

県によりますと、今月19日、多良木町の山中で野生のイノシシが死んでいるのが発見されたということです。このイノシシについて国が検査をしたところ、豚熱ウイルスに感染していたことが26日確認されました。

豚熱は、豚、イノシシの伝染病で、強い感染力と高い致死率が特徴。野生イノシシの豚熱感染は、県内では初確認です。豚熱の発生を受け、県は26日午後、県内の猟友会や畜産関係団体などをリモートでつなぎ、緊急の対策会議を開きました。

熊本県内は、隣接地域で野生イノシシの豚熱感染が確認されていたことから、国が去年11月、『豚熱経口ワクチンの散布推奨地域』に指定。県は、これまでに県北エリアでのワクチン散布を実施したほかことしに入り、宮崎でも感染が確認されたことから今月6日、多良木町で緊急のワクチン散布を行っていました。

さらに来月、県南地域でも経口ワクチン散布を行うとしています。また、養豚農家に対し、適切なワクチン接種だけでなく、飼養衛生管理を徹底してほしいと注意を呼びかけています。

テレビ熊本
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