全日制県立高校の入試制度について検討してきた県教育委員会は、2027年度から自己推薦方式による推薦入試と一般入試を統合する方針です。

今年度の入試で志願倍率が過去10年で最低となるなど、県立高校離れが浮き彫りとなる中での見直しです。

県教育委員会が示したその素案です。
全日制の県立高校では、2月上旬の推薦入試と、3月上旬の一般入試が一本化され、前期入試となります。
前期入試では、5教科の学力検査に加えて新たに、高校ごとに面接や適性検査などを行います。
これにより、自己推薦方式の推薦入試はなくなります。

3月26日の定例会見で河野知事はその背景について…

(河野俊嗣知事)
「高校教育の無償化の影響や生徒数の減少なども背景として、(県立高校の)応募状況も大きく変化している。特にいま、私学への人気が高まっている状況のなかで、県立高校としての魅力をどう高めていくのか、そこが問われている」

新たな入試制度は2027年度から、実施される予定です。
いまの中学1年生が対象で選択の幅を広げるために複数の高校に出願できる「複数志願制」も導入される予定です。

(県教育委員会 高校教育課 佐々木未応主幹)
「これまでの入試だと、約2カ月ほど入試期間があったが、それを短縮することで、教員の入試事務の業務負担を減らすだけでなく、本来の中学校や高校の教育活動に力を注ぐことができる」

県教育委員会は4月24日まで、パブリックコメントで意見を募っています。

テレビ宮崎
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