テレビ新広島、放送50年の歴史の中から、あの日のニュースを振り返ります。
今では当たり前になっている車の中でのテレビ視聴ですが、今から43年前の1983年3月、広島市内に小型カラーテレビを車内に取り付けたタクシーが登場し話題になっていました。
テレビタクシーを導入したのは、広島市南区のタクシー会社で、乗客のサービス向上を図ろうと20台に取り付けました。
タクシーの賃走メーターを倒すと車の天井に設置されている5インチのブラウン管テレビに電流が流れます。
そして、後部座席のコイン投入口に100円硬貨を入れるとスイッチオン。
乗客はチャンネルボタンを押して好みの番組を何時間でも見られるシステムになっていました。
【乗客は】
Q:テレビタクシー見てどうですかね?
「面白いですね、すごい。テレビ、車の中で見るってなんか金持ちになった感じ」
車用のテレビは、それまで市街地を走ると電波がビルで乱反射して映像が不鮮明になっていましたが、屋根に2本をセットする新しいタイプのアンテナがその欠点を解消。
当時、このタクシー会社以外にも個人タクシー30台がテレビを取り付けて営業していたということです。