違法な客引きなど繁華街での犯罪を防ごうと、富山県警はAI(=人工知能)を搭載した防犯カメラを設置しました。
AI搭載の防犯カメラは、富山市桜木町の2カ所にあわせて4台設置されました。
人の数や滞留時間を認知し、一定の基準を超えると、管轄する富山中央警察署に通知され、注意を呼びかけるアナウンスが自動で流れます。
「この地域では客待ち行為が規制されています。安全安心な街づくりにご協力ください」
カメラの映像は警察署でリアルタイムで確認でき、警察官が遠隔で警告することもできます。
「富山中央警察署です。黒い上着の2人、直ちにけんかをやめてください」
さらに飲酒運転や闇バイトへの注意を呼びかけるアナウンスも流れるということです。
桜木町では2年ほど前から客引きの違法行為が目立ち、地元の店などから防犯対策の強化を求める声があがっていました。
*桜木町地区振興事業協同組合 澤田悦守理事長
「強引な客引きはなくなっていないので、AI機能を最大限に活用できれば、効果があがると思う」
*県警生活安全企画課 竹山一希次席
「匿名流動型犯罪グループや暴力団の関与が疑われる事件も発生している。防犯カメラが設置されていると認識してもらえるだけで、犯罪を事前に防止したり、安心して桜木町を利用してもらえると思う」
県警がAIを搭載したカメラを設置するのは初めてで、約1カ月間検証した上で、本格運用を目指します。